新型コロナウイルスの拡大に伴い、商業環境は一変しています。 当店も売り上げは1/3、従業員間の感染恐怖等、色々見直しを迫られています。 そんな中で、当店の商品はどういう意味があるんだろうと考えました。
きっと、『ホッとしてリラックスする』『体が温まる』そういう場面で役立つの商品だろうと。 10年前に考えたレシピも全ての材料が体を温めるものだったら良いなと考えたものです。 そこで『生姜で元気を贈ろう』というキャンペーンを始めました。 ちょっと遠くにいる大切な方へ、メッセージとともにお送りすると。 そんな中、医療現場、医療従事者も大変だという話を聞き、そうだ!うちの商品なら少しでもリラックスできたり、気持ち的な支えになるかもしれないと。 そこで、この地域でコロナウイルス感染の患者さんを受け入れている福山市民病院さんにメールで、商品の寄贈ができないかを確認し、受け入れてくれたというのが流れです。
10年前にこの事業を始めた直後に、東日本地震がありました。 その中、夜焚火の前で寒そうにしている方々の映像が流れて、ジンジャーシロップで炊き出し的に振舞えれば役に立つのにと、その時は傍観してしまいとても気にかかるまま時がたっとのを覚えています。 今回もそれと同じ感覚になりました。
昨日納入後、思わず感謝状というものを頂きました。ちょっと恐縮と、突然だったのでとても緊張しました。しかしこれもここまで支えて頂いたお客様、お取引様、毎日手作りで商品を作ってくれるスタッフ、配送・接客をしてくれるスタッフ、途中途中で関わってくれたその時のスタッフがあってのことです。 本当に感謝を申し上げます。
医療現場で自分への不安を持ちながら、最前線にたってくださっている方に少しでも役に立てばと思います。そして、早く収束するのを願っています。
個人的には、福山市民病院の事業責任者である高倉先生に20年前に膵臓の手術をして頂き、今があります。その先生から感謝状を頂いたので、少し恩返しができたかもと嬉しい思いになっています。 日頃お世話になっても、恩返しを形にできるのも稀だと思うので、とてもラッキーだっと思います。 それが出来たのも、皆様のおかげと思っています。 ですので、感謝状は関わってくださった方へのものと理解しています。 ありがとうございます。
当店はそういう商品を作って社会に貢献しているので、今回を機に更に意義を深めてまいりたいと思います。
どうぞ宜しくお願います。 コロナに負けるな!
ジンジャーダイヤモンド 中尾圭吾